不動産売買業者にも悪質なものがありますが、このようなものに引っかからないようにするためには、その手口を知っておくべきでしょう。最近では査定によって不動産売却をする人が多くいますが、このときにも注意しておく必要があります。

査定を受けるときには、いくつかの不動産売買業者に依頼をするでしょう。そして、その中から最も高い査定価格を提示してくれた業者を利用するのが一般的ですが、これを利用して契約させようという業者もあります。売れそうにもない高い価格を提示し、そして媒介契約を結ばせます。そして、実際に売り出してから値下げを要求してくると言うものです。値下げしないと売れないというように、色々な理由をつけて値下げするように要求してきます。

不動産売買業者としては、売買を成立させることによって仲介手数料を得ることができますから、売買価格が少し違うくらいならあまり利益には影響しません。そのために、悪質な業者は売れもしない価格を提示して、自社で契約をさせるようにと働くのです。このようなこともありますから、査定を受けたときには飛び抜けて高い価格を提示する業者には注意が必要です。できれば平均的な価格を提示した業者を利用するべきでしょう。